社長のコラム 今月のヒント

令和07年02月号

素直であれ

阪神藤川球児監督(44)がルーキーに「素直であれ」と金言を与えた。新入団選手発表会で「今日という日は1回しかない。今日の気持ちを忘れないで」としみじみ。晴れの日に大きな夢を抱く、今の気持ちを忘れないようにと願った。
 「素直であることが一番大事じゃないかな。9人もドラフトされれば、卑屈になるときも出てくるだろうし。それでは成長が止まってしまう」。高卒入団から22年にわたりプロで活躍し、毎年入団するたくさんの選手たちも見てきた。「卑屈になっていても誰も助けてくれない世界。やっぱりひた向きに練習している姿というのは素直」。一心に野球と向き合い、助言に耳を傾ける。厳しい世界だからこそ、素直な心が大切だと訴えた。「先輩やコーチの指導に耳を傾ける素直さがなくて、いつも自分が! 自分が! と吠えていて、結局はユニフォームを脱ぐことになった選手を、自分は何人も見てきた」とも。
 12球団随一の注目を浴びる、阪神というチームの大変さも知っている。「注目を浴びれば浴びるほど、そっち側に走ってしまうというか、勘違いしてしまう。常に自分の道で進んでいくという選手が勝ち残ってきている。初々しいルーキーたちが真っすぐ成長していけるように、温かく厳しく見守っていくつもりだ」と。