社長のコラム 今月のヒント

平成27年10月号

三浦 知良さん 日本人としての誇りを見た

ある記者が国歌斉唱の時に1人だけ胸に手をあてて歌うカズに、「韓国では日の丸や君が代には過去の軍事国家の象徴と言う意味があるのをご存知ですか」と皮肉交じりに尋ねてきた。カズは、その無礼な記者の質問に対し、決して声を荒げることなく、「自分の国の国旗・国歌に敬意を表せない人は他国に敬意を表することはできますか」と、静かに答えた。

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このやり取りを見たブロガーのフィーフィーさんは自身のブログでこう語っている。「考え方して正に真のアスリートだ!素晴らしい。日本でも、日章旗と君が代を大切にする教育を徹底するだけでなく、他国の国旗国歌も尊重する教育を行うべきです。自国と他国に対する経緯が大切なんです。これが欠如すると、日章旗を燃やしたり、破いたりする人間になります。」。

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既にスポーツの世界では日の丸、君が代を誇りに活躍する選手はたくさんいる。「自分の国の国旗や国歌に誇りを持つ」。当たり前のことだが、当たり前じゃない人たちがいる。
高橋大輔選手は「日の丸が掲揚されると、再び涙がこみ上げた。アメリカの国家が流れていたんだけど、日の丸を見ると、うれしくて涙が出た」。

「自分の国の国旗・国歌に敬意を表せない人は他国に敬意を表することはできますか」