社長のコラム 今月のヒント
令和02年09月号
「死」の重さに違いがあるのか?
数日前はコロナで7人が死亡、重篤者も数十人。大変だ!! 大変だ!! ・・・・・ってホントに? 連日の酷暑で熱中症の患者が激増。1日に都内だけで100名近い方が緊急搬送。つまりは100名の重篤者ね。しかも、この2週間で100名の方が命を落としている。
「コロナ」で亡くなったら大変!!で、「熱中症」で亡くなったら「あっ、そうですか・・」って。それで正しい判断なの?
「コロナ」には対策はない。でも、「熱中症」にも対策はないです。暑い所に行くな、水分を摂れ!!だけです。これでは、コロナの三密を避けましょうという無策に近い対策とさして変わりはない。
問題なのは、「罹った数では無くて、治った数」。これをマスコミが積極的に報道しないで、新規罹患者ばかりクローズアップするから、国民は不安になる。「コロナになったら死んじゃうんだ!」。それを心配するなら、数値的データでは、「熱中症になったら死んじゃうかもしれない」っていう恐怖の方が先にいかなくてはおかしい。国民の不安を徒に煽らない報道の仕方に期待したい。