社長のコラム 今月のヒント
令和02年04月号
人と相対するときの基本中の基本
ある接客セミナーに参加し、営業に伺う際に最低限心得ておかなくてはならない6つの項目を指摘されました。反面教師を自負して!! ご紹介します。実は、これは営業に伺うという事以上に、人としてどなたかと相対する際に欠いてはいけない事項であるのです。
- 約束の時間に1分遅れたが、遅れるという電話を入れておいたのだからそれでもう大丈夫。到着した際にそのお詫びが全くない。
一歩進んだ改善策 → 面談終了時に、今日は遅れて失礼しましたと言って辞去する。 - 名刺交換において、名刺をスムーズに出せず、カバンや上着のポケットを探し始める。
一歩進んだ改善策 → 名刺を裸では持ち歩かない。必ず名刺入れから出す。また、名刺入れはキラキラ、原色系は避ける。それだけで品格を判断される。革製の黒か茶がベスト。 - 面談先の社員さんがお茶を入れてくれてもお礼を言わない。
一歩進んだ改善策 → 帰りがけにも、お茶を入れてくれた方にお礼を言えたらベスト。 - 新商品の説明に行っているのに、素晴らしい商品ですとしか言えない。
一歩進んだ改善策 → 面談する会社のHPを事前にチェックしておくことで話題が広がる。 - 商談中に携帯電話に出ること。相手が「どうぞ出てください」と促してくれても出てはいけない。今は、目の前の方にすべてを集中するべきです。
一歩進んだ改善策 → マナーモードのバイブは振動するだけで話し中には気になるものです。やはり、基本的には電源を切っておきましょう。電源が切れている時でも着信の有無は後で確認できます。
こうして偉そうに書いている私も上記の何か所は該当していました。お忙しい中を、お時間を取ってくださっている方々に対しての最低限の配慮がなかったことを反省しております。